小林英治建築研究所
建築家のエッセイ
昨日の映画施主と設計者 一握の物は |石山修武の「ドラキュラの家」を読んで |男性の更年期障害 |穴があったら入りたい |「刑事ナッシュ・ブリッジス」を見て |お薦めの一冊「生き物の建築学」 |階段 |手摺の無い橋(原題夕べ眠れずに・・・) |盆と正月が一緒に来た |風邪に伏せて思う事
予期せぬ出来事
 |私の読書について |昨日の映画 |施主と設計者 |厳島神社を思う |初めての設計 |母について |母のロマンス
2004.10.6 (家づくりの会ホームページ掲示板に記述)
一昨日日本TVから牧師館の取材の話があり、嫌がって多分駄目だろうなーと思いながら早速M牧師に電話をすると、「俺が出ないのならば良いよ」と軽く言ってくれたが、それは断っている事だった。散々TVや映画にと出た人だが、住宅番組に良くあるように「施主が自分で設計したのでもないのに、さも自分が考えたように自慢話をする事が俺には出来ないんだよ」と言うので、そんなんだったら良い所は全部設計者がやってくれたと正直に話せばすむことだし、でもあそこが悪い、ここが駄目だと言ってくれれば良じゃないのと頼んで見れば、気に入っているからそんな事はさらに言えないと言ってくれた。仕方なく一旦は断りの電話を日本テレビに入れたが、考え直してM氏にきつく要望したら、しぶしぶ俺の所へ電話するよう伝えてくれと言うので、喜んで再度日テレに電話すると申し訳無いが今回はもう決まってしまいましたと言ってガッカリさせる。そんなに簡単に決める番組だったら、こっちから願い下げだと強気になったりしたが、以前BS日テレで放映されたので話をかけ易かったんだろうなと思い、そう言えばあの時もTVに施主が出たがらず危うく没になりかけたところ白羽の矢がこちらに飛んできて、とんだ赤恥をかかされたのを思い出す。こちらとて大の苦手なんだよ。全く。テレビ嫌いの施主にも困ったものだ。


Copyright (C) Grobal M Technologies 2005 All Rights Reserved.