2004.10.5　（家づくりの会ホームページ掲示板に記述）

昨日ＢＳ２でアラン・ドロンの「地下室のメロディー」をやるからビデオに撮ってくれと友人に頼まれて、「ああ、プールに札束が浮かぶ奴だな」と何年も前に見た事を思い出しながら、僕も寝酒を飲みながらついでに見ていたら、冒頭の刑務所から出所して帰宅するジャン・ギャバンのシーンを見て驚いた。パリの周辺が再開発で高層住宅のビル郡が丁度建設されている時期だったが、俯瞰の映像が流れて幾何学模様にデザインされた庭園は、正にコルビュジェその物でした。今までそんな事が建築界で話題になったことが無いので、あるいは違うのかも知れないが、ひょっとしたらと思わずにはいられない。

何年か前に「Ｌ・Ａコンフィデンシャル」と言う映画を見たときに富豪の真っ白な住宅が出て来たが、見た瞬間に「あっ、リチャード・ノイトラ」だと思い、そんな事を話した事があったけど「ホントかなー」と言われたので１年後にビデオが出て確認の為に見てみたら、やはり「リチャード・ノイトラ」だった。もう既に１００年近く前の住宅であったが現代のデザインとして充分に通用する事は、感動以外何物でも無かったですね。
中々あやかれる物ではないでしょうが、目標にはしたいですね。

Amazon DVD : 映画「地下室のメロディー」
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Amazon DVD : 映画「L・A、コンフィデンシャル」
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Amazon 洋書 : リチャード・ノイトラ Richard Neutra: Complete Works (Architecture & Design S.)
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